言葉のチカラ 感情を揺さぶるコピーライティング
他愛もない話をしている若い女性たち
テラスで退屈そうに時間を持て余している女性
何の変哲も無いごく平凡な普通の日常の風景
しかし、その同じ空間には道端に座り込んでいる年配の男性
その横には『私は目が見えません。どうかお恵みを・・』と
ダンボールに手書きで書かれた看板。
足早に過ぎて行く人々
たまに投げられるコイン・・・
そこに通りかかる若い女性
通り過ぎたはずの女性は引き返し
ダンボールの看板に何やら書きはじめ
終わると立ち去って行った。
その直後から来る人来る人
皆がコインを置いていく様になる。
驚く男性。
あっと言う間にコインを入れていた缶が
一杯になる。
そこに先ほどの若い女性が通りかり
立ち止まる。
『一体何を書いてくれたんだね?』と男性
女性は一言
『言い方を変えただけよ』と・・・
人々を立ち止まらせコインを集めた
その彼女の書いた言葉とは・・・
日本には・・・
古来より言霊(ことだま)という表現があります。
これは、読んで字のごとく
言葉にも魂が宿っているとの意味です。
言葉に発していれば願いは叶うとか
汚い言葉を話せば自分も汚れるとか
言葉にまつわる話はあなたも幾度となく聞いて来られたと
思います。
言葉は一瞬にして、人を喜ばせることもできれば
不快にさせるとも出来きてしまいます。
その言葉を文字にし
人により伝えるために文にしたもの
感動させることも、悲しませることも
喜ばせることも、怒らせることも
無関心を感情的にし
冷めた気持ちを、優しくさせることもできる
それが・・・
コピーライティングです。
あなたはもう上の動画は見ましたか?
この動画はアメリカのPurplefeather(パープルフェザー)という
コピーライティングアカデミーのイメージ動画です。
要はマーケティングビデオですね。
専門だけあって、さすがとしかいい様がありません。
このアカデミーのスローガンが
『Change Your Words, Change Your World』
言葉を変えれば、世界が変わる
もう言うことありません。
まさにその通りだと思います。
何かこのアカデミーの宣伝マンの様になってますが(笑
コピーライティングを身に付ければ
この動画のように人の気持ちを揺さぶり
導きたい方向に導く事が可能です。
あなたが売りたい勧めたい商品を
喜んで購入して貰うことも可能になります。
それどころか、どんな商品でも売れる様になります。
100円で仕入れた商品を
10000円で売ることだって可能になります。
そう、使い方を間違えれば
大変なことにもなります。
あなたも聞いたことがあると思いますが
それを裏付ける有名なことわざがあります。
これは、イギリスの政治家で小説家だったエドワード・ブルワー・リットン の言葉です。
文章で表現される思想は、人々を動かし、武力以上に強い力を持つ
という意味です。
そこまでのチカラは必要ないと思われるかもしれませんが
ブログでも読まれなければ伝える事はできないですし
せっかく読まれても全部読まれ無ければ伝わりません。
アフィリエイトで稼ぐには
多かれ少なかれ必要になるスキルでもあります。
今回の動画で使った方法は
日本でいう比喩(ひゆ)表現ですね。
コピーライティングでは、レトリック技法と呼ばれています。
物事を違う視点から見て違う物事に置き換えて表現する方法で
レトリックとは『巧みな表現』という意味です。
難しい様に聞こえますが
普段、私たちも何気に使っていたりします。
例えば
最悪な一日だったことを
『今日はご機嫌な一日だったよ』とか
なめらかな食べごごちのことを
絹のような舌ざわりだとか・・・
今回の動画の中では
若干皮肉も織り交ぜてはいるももの
男性の風貌などから皮肉な印象よりも
哀れさと、健気さを演出している。
それに気付いた人たちは
『頑張って生きているんだね』との気持ちから
わずかなコインで応援するという図式。
すべてに使えるのではなく
『あの時、あの場所で、あの風貌の男性だから』使えた
コピーライティングだったと言えます。
私たちも何か人に伝える時に書く文章は
必ず『相手』を想像しながら書かなくてはなりません。
その『相手』が具体的であればあるほど
読んでくれた人に突き刺さります。
本来、ブログなど不特定多数の人に読まれる文章で
相手に呼びかける時は普通『みなさんは』ですよね?
でも、それでは響きません。
テレビでも
何か検証VTRのあとなどにアナウンサーが呼びかける時は
『今の映像を見てあなたはどう感じられましたか?』と
画面の奥の相手を想像して話かけてます。
これは
ブログなどでも不特定多数の人間に
モノを伝える時の王道中の王道で
基本中の基本です。
常に相手を意識し具体的に想像することによって
人を揺さぶらせる文章が自然と浮かんで
読んだ人に突き刺さるコピーが書けるようになるはずです。
その時に自然とどうしたらもっといい文章が書けるかな?と考えた時に
比喩表現=レトリック技法に自然とたどり着くはずです。
コピーライティングはまずは
文章を書け!書いているうちに上手くなる!とは
こういう事なんですね。
文章を書く事は恐ろしく頭を使います。
ボケーっとして文章は絶対に書けません。
頭がフル回転している訳ですから
文章組み立て能力や表現力が自然と身に付きます。
動画の様に人を幸せにすることができる
人の心を揺さぶる事が出来るコピーライティングを
目指して行きましょう!
その時は収入も大きく変わっていますから。