Facebook Marketplace(マーケットプレイス)は稼げるか？ 日本に導入されれば新たなビジネスチャンスの到来になるか？
新たなニュースが飛び込んで来ましたね！
アメリカ時間の2016年10月3日にFacebookが
Marketplace(マーケットプレイス)をリリースする事を
正式に発表しました。
今年もあと数ヵ月のところで
大きなニュースが入ってきましたね。
気になるところは
使い勝手とビジネスとしての可能性だと思います。
現時点の情報だけで
予測してみたいと思います。
そもそもFacebook Marketplace(マーケットプレイス)とは？
日本でもメルカリやラクマ、フリルなど
フリマ（フリーマーケット）が人気ですよね。
それまでは、ヤフオクやAmazonが支流であった個人間取引の世界に
インターネットでフリーマーケットの概念が定着し
すでにメルカリなどは500万人もの利用者がいると
巨大な市場になりました。
プラットホームで選択肢も増え
売る側も買う側も選択肢が増え
まだまだ、これからの感もありますよね。
よく言えば
エコであり賑わている市場ですが
裏を返せば不景気ゆえに
新品商品の売れ行きが落ち込んでいる裏返しでもあります。
景気の話はさて置き
今回のFacebookのmarketplaceですが、
先行としてアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドが
先にスマホのアプリ上からリリースされるようです。
その動向を見てから順次各国でサービスを開始し
パソコンでも使える様にするようですので
残念ながらその頃、日本導入になるような動きです。
ここに来てなぜFacebookが？と思っていると思いますが
元々Facebook上では「販売グループ」なるものがあり
月間4億5000万人が訪れ利用している状況があります。
Facebookではビジネス利用がOKのためでしょうね。
実はFacebookは2007年に一度マーケットプレイスをリリースしています。
この時はあまり利用者も居なく2014年に一度やめています。
しかし、翌年2015年にグループに「For Sale」の投稿オプションを
実装し同じ年の10月に「Local Market」をリリースしています。
こう見ると、Facebookは以前から
構想はもっていたことになりますね。
メリットとデメリット
利用者のメリットとして
販売者の素性が知る事ができます。
通常はネット上での取引の場合
ショッピングサイトであっても
相手の事は全くわかりません。
しかし、
FacebookはSNSの性質上、相手の事を
知る事ができます。
これは購入者にとっては
嬉しいことですよね。
やっぱりどんな人が売っているのか知りたいのが
人情ですから。
それに友達の数で信用できるかの
判断にもなります。
悪事を働いている人に友達が
多いとは考えづらいですからね。
ただデメリットは
Facebookには他社によくある
評価機能が用意されていません。
これは、悪事を働けないようにするための
抑止力の効果もあります。
これが無いことは
もしもの場合に不安が残ります。
またFacebookは
Marketplaceの購入利用者に対して迷惑をかけている場合
商品ページを削除したりMarketplaceから
追放したりの処置を考えていると言っています。
が！
『決済における詐欺や他の問題などに関しては責任は取らない』と
公言しFacebookは『購入者と販売者をつなげることを第一に考えている』と
しています。
被害にあった場合はすぐに警察などの
関係機関に相談するようにとのことです。
また
SNSの特性上今の段階では
物流システムとの提携や決済方法の導入もないとの事。
あくまで『購入者と販売者をつなげること』が目的で
他の事は当事者同士で行ってくださいとのこと。
海外での反応はどうかわかりませんが
日本ではちょっと考えられないですし
これでは利用は難しいと言わざる負えないと思います。
メルカリが爆発的に利用者を増やしたのは
その手軽さにあります。
独自の決済システムと手間の少ない物流システムの手軽さ
商品ぺージの簡単さが要因です
このシステムを考え提供したお陰で
利用者も爆発的に増え先行のヤフオクをもしのぐ
利用者を獲得できたのです。
そう考えると
Facebookはただ利用者同士をつなぐだけと言っていますから
ヤフオクと比較しても勝つのは難しく思ってしまいます。
まぁ、あくまでの今の段階でわかる情報からの
推測に過ぎませんのでこれからの各国の反応と
実際に日本に導入される時にはシステムも
変わる可能性も高いと思います。
ただ今現時点では
Facebookのマーケットプレイスは
個人的なビジネスとしての利用は
ん～・・・・となりますね。
是非
日本導入の時には
いい方向でシステムも変わって
メルカリやヤフオクに代わる
新たなプラットホームの一つになって欲しいですよね！
また新しい情報がわかりましたら
報告したいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。